エレメンタムコンサルティング、「Deep Research for Enterprise Applications」提供開始~AIエージェントによる社内外情報の横断的リサーチとレポート自動化を実現~
- Kazuki Masuda
- 5月1日
- 読了時間: 2分
2025年5月1日
エレメンタムコンサルティング合同会社(本社:埼玉県川口市、代表社員:増田和紀)は、企業向けAIリサーチエージェント「Deep Research for Enterprise Applications」の提供を開始いたしました。
「Deep Research for Enterprise Applications」は、ユーザーの質問に対し、AIエージェントが自律的に社内外の多様な情報源を検索・分析し、構造化されたレポートを自動生成するソリューションです。従来の単純な検索や単一DBへの問い合わせではなく、アプリケーションDB、VectorDB、GraphDB、SharePointフォルダーなど、複数の社内システムや文書リソースを横断的に活用。曖昧で複雑な質問や、複数工程を要する調査依頼にも柔軟に対応します。
AIエージェントは、LLM(大規模言語モデル)の推論機能(Chain-of-Thought)を活用し、ユーザーの要求をもとに最適な検索計画を立案。各種データベースや文書管理システムから関連情報を抽出・統合し、引用付きで信頼性の高いレポートを迅速に提供します。
例えば、「特定車種の事故原因と該当マニュアルの抽出」「車両ごとの故障件数と走行距離の相関分析」「事故原因と車両登録日の関係性調査」など、従来は人手と時間を要した調査業務を効率化します。
本サービスは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用し、
- VectorDBによる類似事例の抽出
- RDB(リレーショナルデータベース)へのリアルタイム問い合わせ
- GraphDBによるデータ間の関係性分析
- SharePoint等の文書検索
を組み合わせることで、より深い洞察と網羅的な情報把握を実現します。
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**今後の展望**
エレメンタムコンサルティングは、今後以下の2つの方向性でサービス拡充を推進してまいります。
- **API連携による社内アプリケーション統合**
既存の業務システム(CRMやERPなど)とAPIを通じて連携し、自然言語によるデータ検索・分析機能を拡張します。これにより、非技術者でもAIを活用した業務効率化が容易になります。
- **MCP(モデルコンテキストプロトコル)対応の深化**
AIエージェントがMCP(モデルコンテキストプロトコル)に対応したリソースへのアクセスを拡張し、さまざまなデータソースやツールと標準化された方法で接続できる環境を強化します。これにより、より柔軟かつセキュアなデータ統合と業務自動化を実現します。
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【本件に関するお問い合わせ先】
エレメンタムコンサルティング合同会社
代表社員:チーフコンサルタント 増田 和紀
〒333-0844 埼玉県川口市上青木2-20-5-503
TEL: 090-8346-4062
Email: masuda.kazuki@elementum.jp
Web: www.elementum.jp
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